中古と新品。自販機を買うならどちらがおすすめ?

自動販売機を導入するにあたって、新品と中古のどちらを購入したらよいか迷う方もおられるでしょう。
結論から言いますと、自販機の取扱が初めての方や操作に慣れていない方には「新品」をお勧めします。
既に自販機を所有されている方の買い替えや増設の場合、経験値が高ければ高いほど「中古」自販機をより活用できると思います。
こちらではその理由として、新品と中古それぞれのメリットとデメリット、選び方についてお伝えします。自動販売機選びの参考としてぜひともご覧ください。

自販機に限らずですが、家電でも車でもその製品を長く使用している間には故障や破損などの修理が必要になることがあります。

自販機の導入を検討する際には購入時の費用だけではなく、購入後のことも踏まえて選択することが最善と言えます。

中古機の場合、アフターサービスは購入店での対応となります。

中古の自販機はリサイクルショップや個人売買などさまざまな入手方法がありますが、「通電のみ確認済」や「専門外のため詳細不明」などの商品にはご注意ください。

自販機の取扱に慣れている方でしたら状態の見極めができることもありますが、初めての方や操作に慣れていない方は現物を見たとしてもわからないことが多く、避けた方がよいかもしれません。

また、いざというときに修理依頼が可能かどうかを確認しておくとよいでしょう。

自販機専門の販売店で購入した場合は、購入店で修理対応が可能です。

何か不具合があっても豊富な経験をもとに不具合の原因を突き止めやすく、補修用部品の取り寄せも容易です。

特に中古自販機の取扱が多く中古機の自社在庫を豊富に抱えている販売店の場合、より安価な中古部品も手に入りやすいのが特徴です。

また、自販機専門の販売店の場合は、業販用の「未整備現状渡し」の商品を除き、整備済の商品を販売していますので自販機の取扱に慣れていなくても安心してお使いいただけるかと思います。

じはんきやの場合、弊社で販売した自販機のメンテナンスは日本全国対応可能です。

自社サービスエリア外でも、協力会社によるメンテナンスサービスを手配できますのでご安心ください。

また、価格を重視される方のために、「ネット割引」をご用意しております。これは、原則としてやりとりをメールに限定し、翌営業日までの対応とすることでコストダウンをし、その分安価にご提供するサービスです。

最低限必要な点検整備やアフターサービスをしっかり残しつつ無駄なコストを省くことで中古機の最大のメリットである価格の安さを両立させています。

一方で新品の最大のメリットは、メーカーによる手厚いサポートがあることです。
例えばトップメーカーである富士電機の場合、365日休みなしで電話対応しています。

操作方法でお困りの場合や、設定ミス操作ミスなどでエラーが出た場合も気軽に電話で無料相談できます。

電話相談では解決できない場合や修理が必要な場合はサービスマンの出張手配(有料)も迅速に対応してくれます。

富士電機コールセンター

TEL 0570-056022

受付時間

平日 9:00から18:00
土日祝 9:00から17:30

新品の自動販売機には、メーカー保証(部品保証)が1年付いており、心臓部である冷却ユニットには2年の保証が付いています。

※メーカー保証期間内でも出張料・技術料は別途かかります。

自販機を製造しているメーカーは、当該機種の製造終了後、最低7年間は補修用部品を保有しています。
自販機の補修用部品は各機種間で互換性のあるものとその機種固有の部品に分けることができます。

互換性のある部品はメーカー在庫も豊富で中古部品も比較的見つけやすいので特に問題はありません。

機種固有部品は保有期間を過ぎてもメーカーに在庫がある限り取り寄せ可能ですが、機種によっては保有期間終了後、早期に部品在庫が無くなってしまう場合もあります。

部品保有期限が切れた後は場合によってはメーカー修理で対応できないことがありますが、弊社でご購入いただいた自販機についてはメーカーサポートと販売店サポートのダブルサポートとなりますので、お急ぎの時や電話対応はメーカー窓口へ、修理代を節約したいときやメーカー対応不可の際はじはんきやへ、うまく使い分けていただければと思います。

新品の唯一のデメリットといえば、初期投資が大きいことです。

ただリースやローンを使えば初期投資を大きく減らせます。

毎月の支払は月々の利益の中から捻出できます。

中古機の場合、本体価格は新品より安いですが原則としてリースやローンはできません。

本体価格以外の諸経費(送料・設置費用など)は中古だからといって安くなることはありません。

法人・個人事業主を問わず事業をされている方でしたら銀行融資という方法もおすすめです。

新品の場合はさまざまな資金調達方法がございます。お気軽にご相談ください。

中古自動販売機を選ぶ際に気を付けるべきポイント

●クボタ製・東芝製・三洋製は除外する

クボタは2017年、東芝は2011年、三洋は2002年に自販機事業から撤退し、現在では補修用の部品の入手が難しい状況です。現在完動品であっても手を出さない方が無難です。

パナソニックは2020年に自販機事業から撤退しましたが、部品はまだ取り寄せ可能な機種が多く中古部品も豊富なため、程度の割にお買い得なものも存在します。目利きに自信がある方にはお勧めです。

●購入先

自販機専門ディーラーから整備済の自販機を購入する場合、

現物在庫があるかどうか、自社在庫かどうかを確認する。

→現物確認に行きたいと言えば簡単に見分けられます。

中には他社在庫をネットに掲載し、在庫を持っていないブローカー的業者も存在します。

リサイクルショップや個人売買で現状渡しの自販機を購入する場合

故障の際に修理の対応や部品の取り寄せが可能かどうかを確認する。

※ブローカーが自販機の不具合を隠して「通電のみ確認」、素人のふりをして「専門外のため詳細不明」などと称して不良品をネット販売した例があります。

●本体価格だけで比較せずコスパを重視する

中古自販機は需給バランスによって、もともとの価格(新品時の価格)との差が大きくサイズによっても値落ち幅が異なります。

たとえば冷凍自販機の「ど冷えもん」(当時の本体価格200万)は2年落ち中古機で40~50万で再販されていますが、物販自販機の「マルチくん」(当時の本体価格70万円)は2年落ち中古機で40~50万円で再販されています。

飲料自販機もサイズや機種、年式によって値落ち幅が大きく異なります。

つまり、どひえもんは程度の良い中古品が安く購入できる反面、マルチくんは新品を買った方がお得かもしれません。

弊社ではこれまで30年以上にわたって様々な状態の自販機を査定してまいりました。

目利きのポイントはたくさんあり、専門外の買取業者が現物を見たところで簡単に見抜けるものではありません。

安い物にはそれなりの理由があります。

気になる商品がございましたら、安く見えるだけなのか、本当にお買い得なものなのか、お気軽にご相談ください。

新品と中古のメリットとデメリット、中古自動販売機の選び方について解説しましたが、ここまで読んでいただいた方にだけもっとお買い得な選択肢をお知らせしましょう。

それは「新古品」という選択肢です。

新古品とは未使用の新品ですが、型落ちだったり、キャンセル品だったり、メーカーの展示品処分であったり、と訳ありの新品です。

価格的には新品よりかなり安いうえに、メーカーによる手厚いサポートが受けられます。まさに新品と中古のいいとこどりの選択肢といえます。

弊社には新古品が比較的多く入庫しますが、常にあるわけではなく、ネットショップに掲載する前に売約済みとなることがほとんどです。

ご希望の場合は現在の新古品在庫をお問い合わせください。在庫がない場合はご希望のものが出た時にご案内することもできます。

自動販売機の導入をお考えでしたら、お気軽にご相談ください。

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